ReadyNASを使いはじめてから、
最近は特にNASを意識することなく使用していました。
ただ、夏を前に少し心配になりました。
私のはReadyNAS102。
HDDは2台搭載できますが、今のところ1台だけで使っていました。
でも、もしHDDが壊れたら全部のデータがなくなってしまいます。
それが怖くて、NASからPCにたまにバックアップしていました。
NASからPCのHDDにバックアップって、なんとなく変なことやってるな。
フリーのバックアップソフトでコピーしているだけで簡単にできますが、
案外忘れがちになる。
ここ一ヶ月くらいはまったくバックアップもしていません。
結局仕事などが忙しくなってくるとほったらかしになる。
一ヶ月分のデータを失う恐れがあるわけです。
だんだんと重要なデータも増えてくるため、少々心配。
そこでHDDを追加することにしました。
ReadyNASのRAID
ReadyNASには、X-RAID2とFlex-RAIDというものがあるらしい。
私、当然何も意識しないで使っていました。
取説によると、
Flex-RAIDは、標準的なRAID0、1、5、6、10 のRAIDレベルから選択できる。
RAID0は、まったく保護なしで、HDDが何台もあっても、
一個のHDDとして扱うという感じ。
保護なしですね。
RAID1は、2台以上のHDDを使って完全にコピーをもう一個作っておく。
1台壊れてももう1台完全に同じものがあるので安心というもの。
RAID5、6、10は、ちょっとややこしくなるけど、
とりあえず私には関係ないようです。こなへんはHDDが4台以上必要。
私のは102で2台しかHDDが付きませんからね。
Flex-RAIDは、こんな感じでした。
X-RAID2はというと、このようなRAIDを設定するのって結構難しいですよね。
そこでX-RAID2では、これを自動的に勝手に設定してくれるというものみたい。
まず、HDD1台では通常のNAS。
RAIDはなし。
そこに2台目を追加すると、勝手にRAID1の状態になるようです。
特に設定は必要なし。
本当に取り付けるだけみたい。
これは便利だ。
自分のReadyNASはどうなってる?
ここまで取説を読んでわかったことはX-RAID2だと、HDDを取り付けるだけ。
Flex-RAIDだと、なにか自分で設定しないといけないみたいです。
私のはどちらだろうとNASのボリュームを見るとX-RAIDでした。
よかった!これならHDDを追加すればよいだけ。
どうやら初期設定は、X-RAIDになっているようです。
確かに素人にはこちらがいいよね。
HDD追加
今使っているHDDと、まったく同じWDのRedの3TBを購入し追加します。
価格は、税抜きで、13000円くらいでした。
ケースに取り付けるのも工具なしで簡単ですね。
一瞬、ディスクトレイの引き出し方がわからなくって力ずくで引き抜こうとして、
壊しかけましたが、レバーを押しながら後ろに引けば簡単にずれて、
HDDを取り付けられました。
後は、ReadyNASに取り付けて終了。
セットは完了です。
これで完了?
ここまではまあ問題なくできました。
でも、ここから何か操作が必要なのかまったくわからない。
どうしようかなと思ってNASの管理画面を見ると、
とりあえずHDDが増えてることがわかりました。
下の画像はもう正常なのですが、追加した直後は2台のHDDの緑表示の片側、
赤丸のところが、黄色になっていました。
右が追加したほうなので何か設定するのかと思ったのですが、
どうやらすでにコピー中みたい。
ほんとうに取り付けるだけでOKなのですね。
コピーが完了するまでの時間が出ていましたが、確か6時間ほど。
まだデータが100Gもないのにかなりの時間がかかる!
で、翌日。先ほどの画像のような状態になってました。
RAID1となっています。
はじめはどうなっていたかは忘れてしまいましたが、
HDDの追加が無事成功したようです。
使用感は?
使った感じですが、正直、1台のときと特に変わりません。
ファイルをNASに追加するのもまったく同じ。
実際には2台に同じ内容がコピーされているはずですが、
そんなことはまったくわからない。
そして、なんとなく、ほんとうに微妙になのですが、
最初にNASのフォルダ等を開く速度が若干速くなったような気もします。
でも、おそらく錯覚ですよね。
まあ、HDDの故障などがあったとき、やっとありがたみを感じるのでしょう。
まさか、2台同時に壊れるなんてことがないといいけどね。
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