漫画 アカギ

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アカギ-闇に降り立った天才 1

もっとも有名な麻雀漫画ではないでしょうか?

カイジの作者と同じ福本伸行先生です。

当然、ざわざわします。

ツッコミどころも満載で、たった一晩の話に、とんでもない巻数を費やしていたりしますし、麻雀漫画なのに、地獄をさまよう話であったり、麻雀パイが出てこない部分があったりする。

主人公のアカギが麻雀をしているのを仲間が後ろで見ていますが、凄いリアクションを取る。

あんなあからさまに汗かいたり、驚いていたり、表情に出まくりです。

完全に手牌がばれてしまうだろうに。

矛盾は山のようにあるかもしれませんが、面白いのは間違いない。

それに、あの透明な麻雀パイを穴から引くというアイデアは、本当に秀逸。

そのおかげで、非常に面白い心理戦となっています。

麻雀のルールを知らないと楽しめませんが、ちょっとかじる程度ルールを知っているだけで大丈夫な漫画となっています。

登場人物が比較的少ないのもいい。

誰が誰だかわからなくなることはないので、結構気楽に読み進めることが出来ます。

ただ、最後のワシズとの麻雀は、あまりに長すぎる。

全36巻のうちの、8巻から35巻までずっとワシズ戦。

一晩の話がずっと続いています。

はっきり言って、20巻くらいを読んでいた時、ここから15巻分もこの戦いが続くとは到底思えませんでした。

全巻出ている今なら、すぐに次の巻を読むことが出来ますが、連載中は半年に1巻程度しか出ていません。

発売を楽しみにして、読んで、地獄に落とされた夢の話だった時は、本当に驚きました。

とはいえ、すでに何回も読んだことがあるにも関わらず、いまだに読み返しても十分に楽しめました。

アカギ-闇に降り立った天才 36

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