なんとなくコナンとか金田一を思い浮かべて読んでみたのですが、まったくの別物でした。
そもそも主人公の女の子が妖怪の親玉のような存在。
普通の女の子だが、知恵の神と呼ばれ、妖怪から相談を受けて、もめごとや問題を解決するという流れで事件が発生します。
探偵だとかの推理ものと思って読み始めたら、まさかの妖怪が続々登場するという展開。
さらに、主人公の彼氏は、不老不死で傷もすぐに治る。
あまりの想像との違いに少し読んで一度挫折していましたが、もう少し読み進めてみると、なかなか面白いことに気がつきました。
題名の虚構推理の名前の通り、妖怪という非科学的なものを出しておきながら、推理は科学的に進めます。
まあ、虚構なので科学的というのはちょっと違うかも。
論理的というのが正しいのかな?
その推理の進め方が結構面白い。
推理なので、どうしても理屈っぽい感じになりますが、その割には割には読みやすいのです。
大筋の彼氏とその姉の話がありながら、その話の過程でいろいろな事件を解決していくという形で話が進んでいく。
ある程度読み進めて気がつきましたが、最初3巻くらいまでの展開が非常に遅くて読みにくかったので、途中で挫折したのかも。
それ以降は読みやすくて、あっという間に読めました。
最近は、もう終わっている漫画ばかり読んでいたので、まだ続いていて、話の続きになってしまったことがちょいストレスでした。
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